2014年2月28日金曜日

新宿御苑に行ってきました。

春がいまいまかと待ち遠しい砂生です。
こんにちは!

先日、ついに新宿御苑にバードウォッチングがてら遊びに行ってきました。
雪の日の翌日に行ってきたのですが、たくさんの人でにぎわっていました。
広場には、遊びに来たお子さんたちがかまくらや、かわいい雪だるまが並んでいました。

それにしても新宿御苑とても広いですね!
せっかく行ったので回りきるぞーと意気込んでいったのですが、
足場が悪いのと体力不足で 日本庭園のみ見て帰ってきてしまいました…。
でも、本来の目的である野鳥はたくさん観察できました!
野鳥の観察は近くの公園ばかり行っていたのですが、
新宿御苑はいろんな種類の鳥がいて楽しかったです。
メジロが可愛くて好きなのでメジロをたくさんみれたのもうれしかったです。
木の幹を一生懸命つついたり、寒桜の花をつついたりとてもかわいらしかったです。



そんな中でとった一枚。
姉や家族に自慢げに見せたらどうやらピントが花にあってしまってるようです。
写真難しいですね…。

春になってもっとあったかくなったらお弁当を持って
また新宿御苑に遊びに行ってみたいと思います。

それでは、来週はまた寒い陽気が続くようなので
みなさんお体には気をつけてください。

2014年2月25日火曜日

湿布の適用と東洋医学的考え方

こんにちは。川上です。
肩こりや膝痛などで湿布を使用されている方は多いと思います。
僕も患者さんから「湿布を貼ったほうがいいですか?」などと質問を受けることが多々あります。

湿布の種類はさまざまで大きく分類して温める湿布(温湿布)、冷やす湿布(冷湿布)の2種類があります。


この2種類の湿布をどのように使い分ければいいでしょうか。
怪我や疾患は時期によって分類されています。急性期、慢性期、回復期といった感じです。
この時期がとても重要になります。 まず、急性期は筋肉や腱などが炎症を起こしていて、熱を持ちやすい時期です。

体の反応として外からの障害(転倒、過度な動作など)に対して、抵抗しようと様々な分泌物、ホルモンなどを分泌して、炎症という形で体を守っているのです。
この時期は熱をとってあげると痛みも楽になり、腫れなども引いてきますので、もちろん冷湿布を使う時期です。

ですが、僕は余り湿布をオススメしたくありません。
なぜかと言うと、体の抵抗で炎症反応を起こしているのですから、冷湿布でその炎症反応の阻害をしてしまうことになるからです。
炎症反応は体の自然治癒力の1つでそれを阻害してしまうと治りが遅くなったり、治っても寒くなるとまた痛んだりします。
治れば良いというものではないのです。治し方がとても重要です。


では、急性期はどうしたらいいのか。 当院では熱を取る鍼をして、熱の発散を促すお灸をします。少し熱い所までお灸を燃やし、お灸をした皮膚表面に、じとっと汗をかく様にします。
この汗と一緒に内部の熱を取り、巡りをよくするのです。


ですが、痛くて熱感が強いのに「鍼と灸で熱を取る治療をしましたから湿布は絶対に貼らないでで下さい」とは言えません。 なので急性期の患者さんには「鍼と灸で熱を取る治療をしましたから湿布を貼ることはオススメしませんが、どうしても患部がドキドキしたり痛みで寝れないなどと言う時に楽になるようなら貼ってもかまいません」と言います。
根本の治癒にはならないという事を伝えます。それでも一時的に痛みを抑えたり出来るのはとても必要なな事だと思います。


東洋医学では体の反応や自然治癒力を高める事に重きを置きますからより体が良い方向に向かう手助けをします。 結果的に症状の改善、体質改善があるのです。 1回、2回で症状がなくなると言う考え方より、少しずつ良い方向に向かっていこう、と言う心持でご理解頂ければ幸いです。

2014年2月24日月曜日

幸福の木

こんにちは、舟谷です。
2月も残りわずかになってきましたが、まだまだ寒い日が続きますね。
巽堂の『幸福の木』の花が咲きました。『幸福の木』の花言葉は「幸福、幸せな恋」で、ハワイでは「ハワイアン・ティ」とも呼ばれ、幸福を呼ぶという言い伝えがあり、幸せの象徴とされているそうです。
花は白く、花のひとつひとつはとても小さいのですが、幹からいくつもの花が何ヶ所にも寄り添って咲きます。遠くから観ると、幸福の木に白いボンボンがついているようで可愛く、緑の幹と白い花とのコントラストも綺麗です。
ただ、花は毎年咲くようなものではなく、外気温が急激に変化したり、鉢で根詰まりを起こしたりしたときに、緊急の対策として子孫を残すために花をつけるそうです。考えてみると2月の大雪の日あたりに花をつけました。雪が降ったので『幸福の木』も寒かったのだと思います。
花の香りはすずらんのような、ゆりのような香りで、花が咲くのは夕方だけなのですが、花の香りは日中でもほんのり香っています。
待合室の香りの中で、ぜひ『幸福の木』を観賞してみてください。

2014年2月14日金曜日

冬の食生活について

こんにちは。川上です。 先週、東京では13年ぶりに大雪警報が発令され、たくさんの雪が積もりました。 そんな中、雪が溶けきる前にまた雪の予報が出ています。 まだまだ寒い日は続きそうですね。 そこで先週に引き続き、防寒対策を紹介したいと思います。 今回は冬の食生活についてです。 まず、東洋医学の冬のとらえ方ですが、冬というのは「陰気」が旺盛になる季節です。 「陰」というのは消極的、内向的、静かなどの性質を持ち、自然界では北、冬、夜などが分類されます。 つまり、陰気とは体の中で「活動的でない気、体を冷やす気」と言ってもいいでしょう。 陰気が旺盛になると言う事は体は安静にする方向に向かうことを求めているということです。 寒さから体を守るため毛穴を閉じ、温かさを内に守ろうと勤めるのです。 果実などが春に芽を出すのと同じように冬は春に向けて準備をする季節なのです。 なので食生活は体を温め刺激の少ないものが好ましいです。 さて、寒くなると鍋料理が定番です。 鍋には冬の野菜(白菜、大根、エノキ、ネギなど)がたくさん入っていて、体を温めるという効果も十分ありますから最適だと言えます。 しかし、キムチ鍋の様な辛味で体を温める物はあまりオススメ出来ないです。 なぜかと言うと、辛味というのは発散の作用を促します。 冬に発散してしまうと毛穴が開き、寒さを防ぐために閉じていた毛穴が開いてしまうのです。 これでは体を温めたいのに逆効果になってしまいます。 冬は芋類などで胃腸の保護をし消化吸収を促進し鍋料理や冬野菜で体の芯を温められる料理を取る事をオススメします。 まだまだ寒い日が続きますが、生活の基盤となる食事ですので、体に優しい献立を心がけたいですね。

2014年2月10日月曜日

みかんの皮

こんにちは、舟谷です。
毎日寒い日が続きますね。 こんな寒い日には特に、冷えた体をお風呂でしっかり温めたいですよね。
漢方でみかんの皮は乾燥させると「陳皮」として使用されますが、この乾燥させたみかんの皮を布袋に適量入れ、お風呂に入れるだけで体がとても温まります。みかんの香りも楽しめて、とてもリラックスできます。みかんの精油成分が皮膚の代謝をよくするため、全身がしっとりします。
また、お湯でしっかり洗ったみかんの皮を細かく切り、オリーブオイルと醤油、鰹節、温かいご飯を入れて混ぜ合わせると、とても美味しいみかんの皮の混ぜご飯ができます。簡単でとっても美味しいです。
捨てるところのない「みかん」!!入浴や混ぜご飯など、ぜひ試してみて下さい。

2014年2月8日土曜日

大雪

みなさん、こんにちは! 今日は雪がすごいですね!!都内では13年ぶりに大雪警報が出ているそうです。 夕方になるにつれ次第に強くなり、多い所でさらに50センチの降雪と強風が予想されています。 くれぐれも外に出るときは気をつけてお出掛けになって下さい。 今日の様な寒い日はお家を暖かくしてゆっくりくつろぐのが一番ですね。 そこで室内の暖め方で僕の気をつけているポイントを紹介したいと思います。 部屋を暖める上で必要不可欠なのが暖房ですが、僕はなるべく暖房をつけない様に努力しています。 なぜかと言うと、人の体でも同じ事が言えるのですが熱気は上へ、寒気は下へ向かいやすいと言う生理現象があるからです。 この現象は室内の空調などでも置きかえられます。なので暖房の暖かい暖気は上へ昇りやすいと言う事です。 用は人の体でも上半身だけが温められると言う事です。冬なのに上半身が火照って指先は冷えると言う方は少なくないです。 原因はそういった所にあるかもしれません。僕が実際している対策としては電気マットで足下から暖めると言うことです。 今年からやり始めたのですが僕は結構効果的かなと実感しています。 みなさんも良かったら試してみて下さい!!

2014年2月7日金曜日

鳥をとりにいっています

みなさん、こんにちは!砂生です!!
2014年もあっという間に一ヶ月が過ぎもう2月です。

今年に入ってから、休日に公園にでかけて鳥の写真を撮っています。
公園にあまりいった事がなかったのですが、お散歩してる方、ランニングをしてる方、元気に子供が遊んでいたり、また同じように写真を撮られてる方がいたり、とても賑わっていて驚いてしまいました。
冬は木の葉も落ちているので、比較的バードウォッチングしやすいようで、結構鳥にも出会えます。
ただ、発見してもいまいち名前が分からないのですが…これから覚えていきたいです。
それからこれもビックリした事なのですが、公園には結構カワセミやらサギやらが飛んでくるそうです。
サギというと、田んぼにたっているイメージしか無かったのですがどうやってこんな都会の真ん中に…。
まだ、出会えていないのですがいつか写真に撮りたいなっと思っています。

それでは、明日には雪が降るという予報なのでみなさんお体には十分きをつけて下さい。

2014年2月3日月曜日

節分

皆様こんにちは春光です。今日は節分ですね!!そういえば節分ってどういう意味なんだろうと気になり調べたら色々新しい発見がありました。

 
節分とは本来、「季節を分ける」つまり季節が移り変わる節日を指し、立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日に、1年に4回あったものでした。旧暦では春から新しい年が始まったため、立春の前日の節分(2月3日頃)は、大晦日に相当する大事な日でした。

 
そこで、立春の前日の節分が重要視され、節分といえばこの日をさすようになったのです。
昔は、季節の分かれ目、特に年の分かれ目には邪気が入りやすいと考えられており、さまざまな邪気祓い行事が行われてきました。おなじみの豆まきも、新年を迎えるための邪気祓い行事です。 古代中国では、大晦日に「追儺(ついな)」という邪気祓いの行事がありました。これは、桃の木で作った弓矢を射って、鬼を追い払う行事です。

 
これが奈良時代に日本に伝わり、平安時代に宮中行事として取り入れられました。その行事のひとつ「豆打ち」の名残が「豆まき」で、江戸時代に庶民の間に広がりました。豆を"打つ"から"まく"に変わったのは、農民の豊作を願う気持ちを反映し、畑に豆をまくしぐさを表しているからだといわれています。


 鬼は邪気や厄の象徴とされ、形の見えない災害、病、飢饉など、人間の想像力を越えた恐ろしい出来事は鬼の仕業と考えられてきました。鬼を追い払う豆は、五穀の中でも穀霊が宿るといわれる大豆です。


豆が「魔滅」、豆を煎ることで「魔の目を射る」ことに通じるため、煎った大豆を使い、これを「福豆」といいます。

 鬼は真夜中にやってくるので、豆まきは夜が適しています。家の玄関や窓を開けて「鬼は外!」と豆を撒き、鬼が戻らないようすぐに戸や窓を閉めてから、「福は内!」と部屋の中に撒きます。


そのあと1年間無病息災で過ごせるよう、年の数だけ福豆を食べる風習があります。食べる豆の数は、新しい年の厄祓いなので満年齢よりも1つ多く食べる、いわゆる 数え年として1つ多く食べる、満年齢のまま食べるなど、地方によって様々ですが、全部食べきれないという方は、「福茶」を飲む方法もあります。

豆まきに用いられる豆は炒り豆でなくてはいけません。これは、生の豆を使って拾い忘れたものから芽が出てしまうと縁起が悪いとされているからで、「炒る」が「射る」にも通じます。
つまり、「魔目」を「射る」ことで「魔滅」となるわけです。


 
他にも単純に炒った方が硬くなって攻撃力が増す・.陰陽道で使われる五行相関図より豆(火属性)は、鬼(金属性)に克つにという意味合いから等、様々言い伝えが存在するようです。



鬼は、鰯(いわし)の生臭い臭いと、柊(ひいらぎ)の痛いトゲが大の苦手とされています。
そこで、鰯の頭を焼いて臭いを強くしたものを柊の枝に刺し、それを玄関先にとりつけて、鬼が入ってこないようにする風習があります。



塩鰯を焼く臭気と煙で鬼が近寄らないと言う(逆に、鰯の臭いで鬼を誘い、柊の葉の棘が鬼の目をさすとも説明される)これを「焼嗅(やいかがし)」「鰯柊」「柊鰯」「柊刺し」などと呼びます。

 
 恵方巻きはその年の恵方を向いて太巻きを食べるという風習は、関西から始まったものですが、今では全国的に定着しているるようです。元々は、大阪の海苔問屋協同組合が節分のイベントとして行ったのをマスコミが取り上げたのをきっかけに広まったものだとか。

 
福を巻き込む→巻き寿司。 福を切らない→包丁を入れない。食べ終わるまで話をしていけないのだそうです。ちなみに、2014年は東微北(東北東のやや東寄り)です。

 
今日が旧暦で考えると大晦日、明日が新年の始まりなのですね!!意味を知った上でむかえると節分がただの豆まきとはまた違ってきます!季節の変わり目、特に今日から明日にかけて邪気が入りやすくなります。しっかりと邪気祓いをして新年を迎えましょう!!