2014年3月20日木曜日

春一番


こんにちは、舟谷です。
明日は春分ですね
一昨日は「春一番」の南風がすごかったのですが、「春一番」と呼べる風にはいくつかの条件があるようです。

立春から春分の間に日本海に進む低気圧に向かって、南側の高気圧から風速8m/s以上の風が吹き込み、前日に比べ気温が上昇することが発生条件とされるようです。ですから、
 
「春一番」は必ずしも毎年発生する訳ではないのですね。

「春一番」を耳にすると、春が来た!と思われる方も少なくはないと思うのですが、1859年2月に長崎県の壱岐で漁師が出漁中、強風にあおられ船が転覆し、多くの死者が出るという事故があり、以降、この強い南風を「春一番」と呼ぶようになったそうです。

の事故のあった港近くの公園内には「春一番の塔」が建てられています。

2014年3月13日木曜日

花粉症


こんにちは、舟谷です。
寒い日が続いていましたが、昨日あたりから暖かく春の訪れを感じられるようになりました。

春に多いトラブルのひとつとして『花粉症』があげられます。

花粉症に悩まれている方は、花粉をあびない、花粉を取り除くことなども大切ですが、花粉に反応してアレルギー反応を起こすからだのほうに原因があるのも事実ですから、からだのほうも何とかしなければなりません。花粉症に悩まされている方の多くに見られる生活習慣を見直してみると、深く関わっていることが分かります。

そのひとつに、水分を多く摂取されていること。特に、冬でも冷たいものを多く飲んだり食べたり。冷たくない物でも、過剰に摂取されると良くありません。暴飲暴食で胃腸が弱り、余分な水分が滞ると花粉症が起こりやすくなります。胃に負担をかけるようなもの、生野菜、乳製品、脂濃いもの、冷たいものの摂取に気をつけることが大切です。

また、薄着をしてからだを冷やすことや、睡眠不足も良くありません。
 
日々の生活習慣、特に春の花粉の季節が訪れる前の、冬の生活習慣に十分注意していただくことが大切です。

2014年3月7日金曜日

お灸について

みなさん、こんにちは!!川上です!
今日は、お灸についてお話しようと思います。


・お灸の起源
約三千年前の古代中国で発明され、その後様々な文献に記載されたいます。
日本は戦前にお灸が広く普及していて、どの家庭にももぐさが置かれ、風邪を引いた、お腹を壊したなどという時にお灸を使用していたと考えられています。 


・お灸の種類
もぐさを皮膚上で直接燃やして瘢痕(灸痕)を残す「有痕灸」と瘢痕を残さない「無痕灸」の2種類です。現在は無痕灸が主流で、当院で使用しているのも無痕灸ですので瘢痕は残しません。


・お灸の材料
お灸の材料にはもぐさが使われますが、もぐさは蓬(よもぎ)の葉を陰干しまたは天日干し、乾燥させたものを臼で細かくします。これを繰り返しもぐさが出来上がるのです。


・なぜ蓬(よもぎ)が成分に使われる様になったのか?
古代中国では蓬の葉を燻し体に当てたりして邪気をはらうと言う風習があります。
体に悪いもの(邪気)をはらうと言う意味合いがあると考えられますね。
また、蓬は精油が多いため火付きが良いと言うのも理由の1つでしょう。


・お灸の効果と適用
風邪などの内科領域に始まって婦人科、小児科、整形外科、皮膚科などの幅広い疾患が適用します。アレルギー、虫刺され、魚の目、イボ、痔など「こんな疾患にも効果があるの!?」と驚かれる事が多いですが、どの疾患にもとても効果が期待できます。また免疫力の向上にも期待されています。


当院では、もぐさをひねり、知熱灸(大きいお灸)を作っています。
やわらかさなどはそれぞれで硬い知熱灸もあればやわらかい知熱の人もいます。
形や大きさは人それぞれです。スタッフに言って頂ければ実際に見たり触ったりする事が出来ますので興味のある方はお申し付けください。 



 
 

【スタッフの知熱灸です】